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Shame on you! [仕事]

と、クリントンさんがオバマさんをののしっているのをラジオで聞きましたが。


わたしもあえて言いたい。
しかもボスに。

Shame on you!!!

いろいろあったんですけどね。
論文って競争だし。だしぬかれることもままありますが。

でも、

正直ボスに自分のデータをよそへ売られた気分なのです。

正直、ものすごーく、怒っていたんですけどね、

さすがに最近時間がたって、まあおさまってきました。

でも、、

あーあ、Shame on youだよ。
なさけない!

もっと誇り高き人かと思っていたのだけどね、私もいまのボス。



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grant application [仕事]

イラク戦争がはじまって以来、研究費が国の予算から削減されて、どこのラボもグラントとりにがんばっていますが、
なかなか厳しいこのごろのようです。

うちのラボは、ボスが2009年までは大きなグラントをもっているので、
ポスドクの給料も保証されているのですが、
やっぱりラボの事を思うと、自分でお金を稼ぐ努力をせなあかんのやろか?と思い、
私もポスドクのフェローシップグラントに応募することにしました。

締め切りは1月9日。
しかし12月は血液学会、クリスマスホリデー、ニューイヤーとあるため、
ボスには11月中には提出するresearch planを書き上げるように、添削するから、とのことだったんですが、、、。
やっぱりねえ、論文書くのがおそければ、こういうのも遅筆なんです。
それでも、血液学会の前までにはなんとかたたき台をつくり、
大学院の医学生に英語を添削してもらい、また意見を聞き、
(大学院生の子が理解できるくらい詳細に書かないといけないので、彼はずいぶん役に立ってくれた!)

クリスマスを挟んでボスに添削をしてもらい、やりとりして、

ようやく、先週できましたよ!!

で、大学にはグラントを応募するための事務手続きをしてくれるセクションがあって、
そこの人が、原稿チェック(応募用紙の必要事項書きもらしやミススペルなどチェックしてくれる)してくれて、
コピ−3部とその発送、そしてオンラインサブミッション、すべてやってくれました。
便利だなあ。

Good Luck!

あたるといいなあ。
あたったら、給料が今より少し高くなるんだよねー。
しかも研究費が5000ドルつくし。
何より、自分のキャリアになるそうだし。

それにしても。
原稿を仕上げる、このプロセスはずいぶん面白かった。
reviewerを納得させるために、こういう話を付け加えよう、説明を入れよう、
その度にどんどん論文を探して引用して、話は面白く膨らみ、
わたしのもひとついまいちな英語も、大学院生とボスの手直しでどんどんかっこよくなっていくし、

いやあ、なかなかおもしろいresearch planが書けました。
書き直すたびに自分の原稿がよくなるのが楽しかった。

しかし、じつはフィールドがすこしはずれているので、
興味をもってもらえるかどうか、わからないんだけど、

あたらなくても、またトライしよう。
いいトレーニングになったなあ!!

まあ、昨年度、データはあんまりでていないんですが、
この作業は頭の切り替えになって、なんだか道が開けたような気に勝手になりました。
よーし、いくでー!!
と、
気合いが入った年末年始でした。


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仕事について [仕事]

お友達のブログで、

女性が働くということ

というお話があったので、

わたしも仕事について、ちょっくら考えてみる。

 

私は大学院生4年目のおわりに妊娠したので(まあぶっちゃけねらったんですが)、

教授に「4月からそとの病院へ、、、」と言われかけて、

(注;私じつは医者なのです)

「すいません、、、実は妊娠しまして、7月出産なんです。外病院にでてもすぐ産休となると、みなさんに迷惑をかけますし、、、」

と言ったところ、

教授はわたしの妊娠を大いに喜んでくれて

(小児科なので、とにかく子供ができるのはめでたいらしい)

「そうだね、そうだね、そしたら大学で研究を続けたらいいよ」

と言ってもらえました。

もちろん立場は非常勤。

でも、臨床の教室で、学位をとった後に研究だけしてもいい立場というのは、

まず、これまでだと、ありえない話で、

女性で、妊娠、子育てが必要で、

研究を続けさせたいと、いちおう教授も思ってくれた、

ありがいポジションでした。

わたしが女性だからこそ、ゲットできた立場だなあと思っています。

もちろん収入は、非常勤、バイトなしだったので、

年収200万くらいの、とても10年以上医者の肩書きをもつ人間の給与ではないのですが、

昼間の保育園が開いている時間帯にだけ働いて、

しかも自分のしたい研究ができて、

(もちろん大学院生たちの指導はしたりしてますが、

結果的に、かれらが論文をだせれば、自分の名前も共著者として載るわけだし)

ある意味、女でラッキーだったと思いました。

 

しかしながら、、、、

 

いまのここアメリカの研究室は、

男性の研究者も夕方5時前に帰ります。

子供の健診があるからといっては、半日抜けたりするのも平気です。

保育園にむかえにいくパパもいます。

つまり、子持ちのわたしと同じかむしろ少ない時間働いて、

給料といえば、

わたしは大学が指定するポスドクの給与をもらっているので、

日本にいるときより収入があるのです。

 

なんで、日本にはこういうポジションがないんだろ、と思います。

ここではわたしは特別でもなんでもない。

そうよ、そうあるべきなのよ!!

女性も男性も、働きつつ、子育てが自然にできる環境はどうやったらできるんでしょうね?

 

****

さて、しかしながら、妊娠前のわたしは、いわゆる、

「ばりばり」働く女医さんでした。

臨床をしていたときも、

研究をしていたときも、

朝から夜は12時過ぎまでが普通でした。

土日も働くのがこれまた普通でした。

だいたい、夜10時くらいに時計を見ると、

よし、これからもう一仕事、という感じ。

そのとき感じたこと。

 

子育て中の女医さんのことを、みんな

「仕事と子育て両立たいへんね、がんばってすばらしいわ」なんて

言っているのが実はわたしは気に入らなかったのです。

だって、両立なんてありえないもの。

彼女が夕方帰れるのは、

その彼女の仕事を私がやっているからだし、

彼女が夜子供たちと一緒に眠れるのは、

その分私(と男性医師)が余分に当直しているからなのよ。

しかも、

ここでわたしがいいたいのは。

 

「結婚していない」

「子供を産んでいない」

ということを私が選んでいる、ということを

だれもほめてくれないということなのです。

いや、ほめてくれなくったっていいんだけどね、

だれも気づいてないわけよ。

「もたない」ことの損失と申しましょうか。

家でこころを休めてくれるだんなや子供を「もたない」ことを選択して、

医者としての技量を磨くべく、ばりばり働いているんっすよ。

そんな子供を産んで、その分医者として感覚が鈍っている人を

ほめてどうすんねん?

と、思っていました。はい。正直に。

 

そして、いま、わたしは仕事と子育て、

もちろん両立しているなんて思ってません。

ただ、ひとつ、日本といるときと違うのは、

私の仕事の肩代わりを、ここでは誰もやっていない、ということ。

だってみんな夕方に帰るんだもん。

仕事量、おんなじなんだもん。

日本のように、夕方5時から働いてなんぼ、の世界じゃないんだもん。

 

そうなのよ。こうあるべきなのよ。

 

***

 

ただ、もちろん、医者として一人前になるために、

なにもかも振り捨てて働くべき(修行すべき)時間は必要だと思うのね。

だって人の命を預かっているんだもの。

 

****

 

つまり、なにがいいたいかっつーと、

日本人よ、もっと働くなよ。

ってことかな。

人生の幸せを、胸に手を当てて、考えよ!

家族を大事にすること以上に、

なにが大事であろうか?

個人の幸せを、もっと公に追求してもいいんじゃないでしょうか、ね?

 

なぜ女ばかりが家庭を大事にし、

男が家庭を顧みず働くことが賞賛されるのか?

おかしいいいいいいい!

子供を育てる負荷は

妻も夫も同じであるべきよ。

そもそも、男は女が出産の時点で

10ヶ月も自分の体に命を宿すという大儀をなしているので、

すでにスタート地点で出遅れているのよ。

こころして子育てしないと、

そんなん子供がなついたり、いうこと聞くわけないやん。

子供は自分の世話をしてくれる人になつくものさ。

自分の子供に泣かれるという、そこのあなた、

まったく父親としての役割を果たしてない証拠ですよ。

 

****

家族のために働いてるんや、という

決まり文句が聞こえてきそうですねー。

だけどね、

じゃあ妻が働きましょう。

あんたは家で家事と子育てやって。

大丈夫、ちゃんとわたしが稼ぐわよ、

といわれて、

ちゃんと家事と子育てをやれる男はどれくらいいるだろう?

ぶっちゃけ、

できない、のではなく、

やりたくないのだ。

いちど家に入って、

乳飲み子の面倒を見ながら家で一日中過ごすということをやってみたらいい。

たいていの男は逃げ出すでしょう。

なのに、それをなんだかんだといって、

妻に押し付ける。

「俺が働いたほうが稼ぎがいいから」、

そして社会はそのせりふに都合がいいようにできている。

でもねー、

夫が家庭をまもってくれるなら、

フルタイム働いて、

家に帰って、めし、ふろ、なんていってればいいんだったら、

あっというまに夫と同じだけ稼げるわよ。

*****

まあとにかくね、

みんな目隠しされてるの。

なんつーか、

できない、とか

無理だ(まわりが許さない)とか

思い込んでるのね。

でもね、

なんだってできるし、

逆に、自分自身に無理なこと、はしなくていいのよ。

みんな。もっと

本当の人生のハッピーに気づけばいいのに。

 

*****

 とかいいつつ、こうやって日本人がせっせと働いている結果として、

日本の製品、サービスは本当に質がいいのは確か。

アメリカの製品なんて、

いつ壊れてもおかしくない。

もっとまじめに仕事しろよ、ってことは多々ある。

だから、両手をあげて

アメリカのシステムを賞賛するわけでもない。

 

****

今日手に入れたもの

要するに、バランスですな、バランス

 

 

 


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What's going on?! [仕事]

What's going on?

これはわたしの日常になりつつある。
わたしの職場である、大学の研究室では、公用語は英語である。
(アメリカだからあたりまえか?)
研究にかんしては、まだいい。
専門用語とかのほうが、ずっとわかりやすい。

困るのは、日常会話。
ランチの時間のみんなの会話。
いったい何が起こっているのやら??
犬が出てきたり、宇宙人が出てきたり、さっぱりわからんと思ったら
テレビの話をしていた。
今日なんかは、医学部の受験の面接にいってきた(らしい)学生が、
宇宙飛行士の話をしている。
なんのこっちゃ??と思っていたら、
あとでその場にいた友人にゆっくり聞くと、
医学部の面接官に、将来どんな医者になりたいかきかれて、
宇宙飛行士になりたいと答えたらしい。
まあそういう彼も彼だが、
こんな話の流れ、わからんのもしかたなかろう?

しかあし、そんなたわいのないことはまあ、いいのよ、とにかく。

でもねー、
研究室ってところは物がなくなったり、
だれかがみんなに迷惑がかかることをしたり、
いろいろトラブルは付き物なんだけど、

私が疑われてるんとちゃうの???!!!


感じることがときどき。
えー、あー、まあねえ、
新参者がうたがわれるのはしゃあないけどねー、、、、。

困るのは、
1.ほんとに疑われているのか?
2.責められているのか?それとも説明しているだけなのか?
3.わたしの言い訳というか、無罪の主張を理解してくれているのか?
4.で、結局、話し合いの末、みんなの解決策は何やったん?

というもろもろのことが、
ぶっちゃけはじめから最後まで
霞の向こうにぼんやりとその輪郭は見えるものの、

正体つかめねー!!

のでございます。

あー、気分わるー。

もひとつ面白いのは、
日本だと、ひとり「こまったちゃん」がいると、
あいつは困った奴だ、だの迷惑だ、だのみんなでうわさしたりするんだけど、
わたしのいるラボではそれがないのね。
よいことなのかもしれないのだけど。

でも、どうかんがえても、気分悪いし、迷惑だし
あー、あの人、もういや!
って人がいたのに、
だれも文句や悪口を言わない。
そう感じているのはわたしだけなのかしらん??
と自分の感性をうたがってまでみたのに、
一ヶ月たって、ボスが
「彼女にはやめてもらおう。ああいうのはこまるしね」みたいなことをいって、
みんなも静かにうなずいていたのである。
なんだ、みんなも迷惑やったん????
それならそうと、ちょっとくらい噂話してーな。
、、、、うーん、、、わからん。

まあとにかく私の毎日は、
What's going on?!
(どうなってんのよ?!)
なのである。

*****
今日手に入れたこと

静観するのは美徳なり


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