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仕事について [仕事]

お友達のブログで、

女性が働くということ

というお話があったので、

わたしも仕事について、ちょっくら考えてみる。

 

私は大学院生4年目のおわりに妊娠したので(まあぶっちゃけねらったんですが)、

教授に「4月からそとの病院へ、、、」と言われかけて、

(注;私じつは医者なのです)

「すいません、、、実は妊娠しまして、7月出産なんです。外病院にでてもすぐ産休となると、みなさんに迷惑をかけますし、、、」

と言ったところ、

教授はわたしの妊娠を大いに喜んでくれて

(小児科なので、とにかく子供ができるのはめでたいらしい)

「そうだね、そうだね、そしたら大学で研究を続けたらいいよ」

と言ってもらえました。

もちろん立場は非常勤。

でも、臨床の教室で、学位をとった後に研究だけしてもいい立場というのは、

まず、これまでだと、ありえない話で、

女性で、妊娠、子育てが必要で、

研究を続けさせたいと、いちおう教授も思ってくれた、

ありがいポジションでした。

わたしが女性だからこそ、ゲットできた立場だなあと思っています。

もちろん収入は、非常勤、バイトなしだったので、

年収200万くらいの、とても10年以上医者の肩書きをもつ人間の給与ではないのですが、

昼間の保育園が開いている時間帯にだけ働いて、

しかも自分のしたい研究ができて、

(もちろん大学院生たちの指導はしたりしてますが、

結果的に、かれらが論文をだせれば、自分の名前も共著者として載るわけだし)

ある意味、女でラッキーだったと思いました。

 

しかしながら、、、、

 

いまのここアメリカの研究室は、

男性の研究者も夕方5時前に帰ります。

子供の健診があるからといっては、半日抜けたりするのも平気です。

保育園にむかえにいくパパもいます。

つまり、子持ちのわたしと同じかむしろ少ない時間働いて、

給料といえば、

わたしは大学が指定するポスドクの給与をもらっているので、

日本にいるときより収入があるのです。

 

なんで、日本にはこういうポジションがないんだろ、と思います。

ここではわたしは特別でもなんでもない。

そうよ、そうあるべきなのよ!!

女性も男性も、働きつつ、子育てが自然にできる環境はどうやったらできるんでしょうね?

 

****

さて、しかしながら、妊娠前のわたしは、いわゆる、

「ばりばり」働く女医さんでした。

臨床をしていたときも、

研究をしていたときも、

朝から夜は12時過ぎまでが普通でした。

土日も働くのがこれまた普通でした。

だいたい、夜10時くらいに時計を見ると、

よし、これからもう一仕事、という感じ。

そのとき感じたこと。

 

子育て中の女医さんのことを、みんな

「仕事と子育て両立たいへんね、がんばってすばらしいわ」なんて

言っているのが実はわたしは気に入らなかったのです。

だって、両立なんてありえないもの。

彼女が夕方帰れるのは、

その彼女の仕事を私がやっているからだし、

彼女が夜子供たちと一緒に眠れるのは、

その分私(と男性医師)が余分に当直しているからなのよ。

しかも、

ここでわたしがいいたいのは。

 

「結婚していない」

「子供を産んでいない」

ということを私が選んでいる、ということを

だれもほめてくれないということなのです。

いや、ほめてくれなくったっていいんだけどね、

だれも気づいてないわけよ。

「もたない」ことの損失と申しましょうか。

家でこころを休めてくれるだんなや子供を「もたない」ことを選択して、

医者としての技量を磨くべく、ばりばり働いているんっすよ。

そんな子供を産んで、その分医者として感覚が鈍っている人を

ほめてどうすんねん?

と、思っていました。はい。正直に。

 

そして、いま、わたしは仕事と子育て、

もちろん両立しているなんて思ってません。

ただ、ひとつ、日本といるときと違うのは、

私の仕事の肩代わりを、ここでは誰もやっていない、ということ。

だってみんな夕方に帰るんだもん。

仕事量、おんなじなんだもん。

日本のように、夕方5時から働いてなんぼ、の世界じゃないんだもん。

 

そうなのよ。こうあるべきなのよ。

 

***

 

ただ、もちろん、医者として一人前になるために、

なにもかも振り捨てて働くべき(修行すべき)時間は必要だと思うのね。

だって人の命を預かっているんだもの。

 

****

 

つまり、なにがいいたいかっつーと、

日本人よ、もっと働くなよ。

ってことかな。

人生の幸せを、胸に手を当てて、考えよ!

家族を大事にすること以上に、

なにが大事であろうか?

個人の幸せを、もっと公に追求してもいいんじゃないでしょうか、ね?

 

なぜ女ばかりが家庭を大事にし、

男が家庭を顧みず働くことが賞賛されるのか?

おかしいいいいいいい!

子供を育てる負荷は

妻も夫も同じであるべきよ。

そもそも、男は女が出産の時点で

10ヶ月も自分の体に命を宿すという大儀をなしているので、

すでにスタート地点で出遅れているのよ。

こころして子育てしないと、

そんなん子供がなついたり、いうこと聞くわけないやん。

子供は自分の世話をしてくれる人になつくものさ。

自分の子供に泣かれるという、そこのあなた、

まったく父親としての役割を果たしてない証拠ですよ。

 

****

家族のために働いてるんや、という

決まり文句が聞こえてきそうですねー。

だけどね、

じゃあ妻が働きましょう。

あんたは家で家事と子育てやって。

大丈夫、ちゃんとわたしが稼ぐわよ、

といわれて、

ちゃんと家事と子育てをやれる男はどれくらいいるだろう?

ぶっちゃけ、

できない、のではなく、

やりたくないのだ。

いちど家に入って、

乳飲み子の面倒を見ながら家で一日中過ごすということをやってみたらいい。

たいていの男は逃げ出すでしょう。

なのに、それをなんだかんだといって、

妻に押し付ける。

「俺が働いたほうが稼ぎがいいから」、

そして社会はそのせりふに都合がいいようにできている。

でもねー、

夫が家庭をまもってくれるなら、

フルタイム働いて、

家に帰って、めし、ふろ、なんていってればいいんだったら、

あっというまに夫と同じだけ稼げるわよ。

*****

まあとにかくね、

みんな目隠しされてるの。

なんつーか、

できない、とか

無理だ(まわりが許さない)とか

思い込んでるのね。

でもね、

なんだってできるし、

逆に、自分自身に無理なこと、はしなくていいのよ。

みんな。もっと

本当の人生のハッピーに気づけばいいのに。

 

*****

 とかいいつつ、こうやって日本人がせっせと働いている結果として、

日本の製品、サービスは本当に質がいいのは確か。

アメリカの製品なんて、

いつ壊れてもおかしくない。

もっとまじめに仕事しろよ、ってことは多々ある。

だから、両手をあげて

アメリカのシステムを賞賛するわけでもない。

 

****

今日手に入れたもの

要するに、バランスですな、バランス

 

 

 


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コメント 10

はな

そうだよね!!本当にそう思う!!

ただ・・・・
>彼女が夜子供たちと一緒に眠れるのは、
>その分私(と男性医師)が余分に当直しているからなのよ。
という一文だけ、めちゃ悲しかった・・・・・
まぁ、私はマイナーだから、そういう確執ってのは、少なかったけど・・

理由その1、彼女とあなたは同じ収入だった??
あなたには、それ相応の評価や見返りとしてのお給料があったはず。
理由その2、彼女は家で寝れていないと思う。
私は双子だったからだと思うけど、本当に、「家も」というか、家の方が修羅場だった。
このままでは、つぶれてしまうと何度思ったか・・
とまぁ、こんな風に思いました!
その彼女の人徳が影響してるのかもと、思ったりもする。

それと、私のブログへのコメントありがとうね!!
はっ、としたよ。
今、私自身何がしたいのか分かっていないんだと思う。
というか、したい事が出来ない状態なので、策を練っている最中です。
by はな (2006-02-24 18:45) 

pyonkichi

どもども!コメントありがとう。

うーん、でもね、たいていの独身女性医師はそうおもっているのではないかな?
で、大事なのはそういうことを*しっていること*だと思うのです。

理由1:については、
もちろん同じ給料です。
だって、同期のおなじ立場の医者で、給料が違うはずないやん?違うのは当直料だけ。それは彼女が当直してないからあたりまえでは?

それ相当の評価ってなに?
独身女性医師が男性医師と同じだけ働くのはあたりまえでは?
女性だからって、たくさん働いているからえらい、なんてことはないし、それだと逆セクハラになっちゃうよね。

もしかしたら科の違いかもしれないけど、
小児科は働くお母さん医師にやさしい。
すくなくとも私がいたところではそうだった。
だから、仕事と育児大変ね、という賞賛のほうがよく聞こえてきたなー。

理由2について
そんなこと、独身女性医師の知ったこっちゃない。
だって、余分に働いてひーこらいってるのに、
家に帰ってからのことなんか推し量る余裕はないよ。
それにそういうことを持ち出されても困る。
家でがんばっていることは、
職場での評価にならないんだよね。

小児科は当直できてなんぼのところがある。
知ってのとおり、小児科医は不足している。
もし一般病院で、子持ちの女医さんを一人持つと、
常勤医-1で、当直をまわすことになる。
病院によって違うけど、
冬のインフルエンザの季節は
夜80-100人の時間外が来たりする。
正直、常勤医の枠を一人埋められて、
当直要員が一人減るのはとてもつらいのです。

しかしながら、
だからといって、働く気のある子持ちの女医さんを
非常勤にしたりしない。
そこがうちの科のいいのところなんだけどね。
べつにいつも不満があるわけじゃないし、
それでいいのだけど、
子持ちの女医さんがちやほやされると、
ときどき「おいおいおいおい」という
気持ちになったというお話でした。
たぶん、はなちゃんがその「独身医師」の立場になれば
同じように感じるのでは??
いまは子育ての大変さを知ってるから、
そっちの立場で感じるだけで。

でね。
私が言いたいのは、
そいういことを知っていたほうがいいということ。
独身女性医師も、男性医師も、いつも
givegivegiveなんです。
give and takeじゃないんです。
子持ち女性医師がいつも
taketaketakeなんです。
わたしも、帰国して常勤で働いたらそういう状態になると思う。

そういうとき、
ありがとね、とまわりに一言言ってくれたらなあと思ったわけ。
わたしはこんなに大変なんだから、と
まわりに感謝の気持ちがないのは、なんだかなあと思うのですよ。(いや、そこまでの余裕がないんでしょうけど)

女性の、子持ちの女性の働く権利を主張するときは、
それと同時に感謝の気持ちも忘れないでいたい、
という意見なのです。
今の日本、まだまだひずみが大きいから、
ワーキングマザーの立場が改善されたらすばらしいけど、
その分「その他の人」に負担がかかる仕組みになっていると思う。
だから、
お互い気持ちよくあるためには、
giveができないときは、せめて感謝の気持ちをと
思っているわけです。
自分の独身だったときの気持ちを忘れずにね。
by pyonkichi (2006-02-25 17:17) 

はな

そうだよねー。
当直料だけでは、納得できないものがあるんだよね。やっぱ。
独身だった時の気持ちを、忘れているつもりはないんだけど、
そうなのかなぁ。

小児科とマイナー科いうのが、感覚のずれを大きくしているんだと思う。
きっと、この溝は埋まらないと思う。
文面を読んでると苦労したものだけが心に刻む、叫びのような感じがする。
ごめんね、わかってるつもりなんだけど、
(ぴょん吉の言うところによる「知ってる」つもりなんだけど)
ついつい、反対の意味合いの事が浮かんで来ちゃうんだよ。

妊娠した時に、一番冷たかったのは、独身女医だったし、
どうしても、体調が悪く、簡単な「3分で済む検査」を
「していただけたら・・・」と頼んだときに、
速攻で、「何で私がしなあかんの?」と言われ、やっぱり・・・
当たり前かと思ったり、こんな事も頼めないのかと思ったものです。
男性医師たちは、私の仕事は手伝ってはくれないけど、気は使ってくれた。大事にされているっていうのが、あだになるというか、女性の敵は女性っていうのは、本当だ。厳しいものだと感じました。
女性は、バリエーションが多すぎるのが難しい原因だと思ってます。
自分としては、妊娠中、今までと同じ仕事量を、と踏ん張っていたつもり。
なので、手術もしていたので、検診の度に産婦人科Drに怒られていた。
次の病院では、全くもう一人のDrと同じに働いたつもり。感謝もしていた。
その分、親に迷惑かけたけどね。
内科の先生で、育休(産休ちゃうよ)をとって復帰してきた人がいて、
驚いた。そんなに恵まれた人がいるのかぁ??って・・・

それと、うちの科の場合は、圧倒的に、子持ち女医に優しくないから、taketaketakeだと言われると、は???って感じなんだね。
実際、ちやほやされた事がない(笑)。
理由の一つは、人がいるって事だと思う。
今はローテートのせいで、どこもそうだろうけど、大変です。
それでも、上層部が、子持ち女医に活躍して欲しい!と思うほど、
男性医師が少ないわけではないです。
なので、「はい、さようなら」は、簡単に出来ます。
なんで、子供がいるってだけで、紙切れ同然に扱われるのか??!!
っと、奮闘中の私としては、やっぱ、立場の違いが埋まらないのかなと
思ったりもします。
ところで、ぴょん吉さんは、将来taketaketakeの立場になる予定?
きっと、ならないと私は思う。
ほんと、辛かったんだね。
よくがんばったよ!!さすが、ぴょん吉!
by はな (2006-02-27 11:11) 

pyonkichi

いや、そんな、
ほめていただくと恥ずかしいし申し訳ないです。
コメントありがとう!

女も30過ぎて独身でいると
結婚しないの、とか早く子供産まないと、とか
セクハラ発言も受けるので
よけいうきーって思うこともあったのね。

でも、わたしは
ひがんだり、ひっぱったりは
意識してしてこなかったつもり。
ひがんじゃう気持ちって、やっぱりときどき出てくることもあったけど、
あかんあかん、人としてはずかしいぞ、と思ってました。
なので、
はなちゃんが受けた冷たい態度ってのは
ひどいなー!!と思います。
ああやって怒ってはいたけど、
いいんです、妊婦は周りの世話になったら。
そうあるべきなんです。
無理して働いたらあかんよ!

科の違いというのは大きいのでしょうね。
わたしはびっくりです。
はなちゃんは女性が多い科にいるのに育休はとれないの??
小児科は、関連病院の女医が妊娠したとあらば、大学院生がせっせとバイトに駆り出されます。
たいてい、育休は聞き入られます。
(育休というか、子育ての間は働かないってことで、
お金は出ないんだけど)
子育ては小児科医にとって大事な仕事と認識されているので。
人手が足りないのでいつでも復帰オッケーです。
うちの教授は、
人手があれば男にも育休とらせたいけどね、と言っています。
(ほんとかどうかわからないけど)

小児科だと小児保健の関係から、
保健学科の講師や
保健所の所長さんになる女医さんもいます。
(これらは子持ちの女医さんにはおいしくてラッキーなコースです)

研修医で妊娠している女医が学生の入局勧誘に、
「妊娠してもいつでもオッケイよ」
なんていってると腹立つけどね。
でも最近の若い女医さんは、また人種が違うように感じてる。
彼女たちはほしいときに産んじゃう。
さっさと産んじゃう。
3人も産んで、あとは親に任せて常勤で働いている子もいる。
医者としては
まだまだぜんぜん頼んないけど、
とりあえずすごいぞーと関心しちゃう。
(親は死にそうだろうなー、、、、)

自分の子供を産んでわかったのは、
もっと早くに産んでもよかったのかも、ってこと。
自分のなかで、
まだ産めない、自分はまだこれとこれをしたい、なんてことがあって、産まなかったわけだけど、
とりあえず産んじゃうってのもありなんだ、って
わかったというか。

で、わたしがもうひとつびっくりなのは、
はなちゃんが子供を産んでも、
独身時代とおんなじようにがんばっていること!
すごいなーって思うよ。
私は子供を産んで、
自分の時計がゆっくりになった。
独身時代のように臨床で働きたいけど、
あれと同じようにはとても無理。
親に子供を頼めないし、
(学会で一週間来てもらったことがあるけど、それで限界だった。)

子供とどう付き合っていくかがまだ想像できない。
(学校とか学童とか、子供の放課後の時間を考えると、、、)

で、いったいどうするんだ???と
思案中です。

わたしの独身時代の気持ちをあえて書いちゃったんだけど、
そういう気持ちを独身女性が持ってるのは往々にして
あるってだけで、

そんなことに「ひるまないで」
お互いがんばりましょう!
by pyonkichi (2006-02-27 16:19) 

kenn

初めまして。

今日初めてこのブログを読みました。
まだ全部読みきっておりませんが・・・。

pyonkichiさんが「子持ち女医」について独身時代に考えたこと、
実際ご自分がそうなって改めて考えたこと、
をずばっと書いてらして、かなりドキッとさせられました。

私には4歳になる子供がひとりおり、現在妊娠中です。
割合オンオフがはっきりしている科を専攻しており、
当直に関しては他の先生方とまったく変わりなくしております。
通常業務も、変わりなくしようと心がけてはいますが、
年に3回ほど「今日はどうか3時に帰らせてください!」と
当日急に言ってぷいっと帰ったり(子供の急病)、
年に10回は有給休暇をがっちり使ったりしています(子供の平日行事)。
男性医師、独身女性医師には考えられない事態でしょう。

深刻な人手不足の科のため、そんな女医でもおらんよりはと
全国的に「子持ち女医」がおめこぼしに預かっている風潮の科です。

オンオフがはっきりしているとは言え、
自分の担当する症例は基本的に完遂すべき(特に私のように若輩は)
ですし、緊急症例が立て込んでいる時には何時になろうと
協力を惜しむべきではありません。
しかし「今日はどうしても6時には病院をでなければ」という日が
あるのです。子供が理由で。
そんな日がある分、「あいつ働いてねーな」と苦々しく思われて当然です。

・・・と、男性医師、独身女性医師と比べて
自分がぬるませてもらっている部分は自覚していました。
だからドキッとしました・・・。

もっとも現在の職場にはなんでもずばっと正しい忠告を
下さる上司(男)がおり、
「あいつ働いてねーな」と思われないように
働ける日は働け、日中は人の3倍働け、と重々言われています。
自己満足かもしれませんが働かないよりはいいでしょうね。


本当に、仕事、子育てなど・・・人生のバランスをどこで取るか、
難しいです。
医師になったからにはなおさらだなあと思います。

pyonkichiさんも模索中とのこと、
これからもブログ拝見させていただこうと思います!
by kenn (2007-07-22 00:11) 

pyonkichi

Kennさま

いらっしゃいませ!コメントありがとうございます。

バランスをとるって難しいですね。
とくに、実家の援助などがないと、夕方にどうしても保育園のお迎えとかで抜けないと行けないし。

でも、Kennさん、それでいいんだと、わたしは思います。
オンオフをはっきりさせて、働ける時間にしっかり働くっていうのに、わたしは賛成です!

ずぶとく、しなやかに、でもほそぼそとでも確実に続けていきましょう!お互い!

これからもどうぞ覗いてくださいねー。
by pyonkichi (2007-07-22 09:19) 

どらどら

こんにちは
私も本日初めてこのブログを拝見しました。
というのも、今年出産し、現在研究室在籍中なのですが、来年(私は消化器外科です)の就職について、現在悩み中で、いろいろサイトを検索してみてたどり着きました。
なにせ女医のいない医局なので(私で二人目。一人目の方は子供はいない)独身時代はpyonkichiさんのように考えたこともなかったのですが、これから働くとすると、そうか、そういう風に思われるんだなー、と少し納得しました。でも、そうだとすると、周囲に迷惑をかけてまで働きたいのか、すみません、すみません、と謝りながらでも働きたいのか、と更に自分に問いかけることになりそうです。本当に、どうして女性だけ肩身の狭い思いをして働かなければならないのだろう、とつくづく思います。男性は仕事をしたいから、働いているんだ、妻に働かせて貰っているんだ、という意識を持って頂きたいと本当に思います。
なんだか、考えすぎて少し疲れています、すみません。
by どらどら (2007-09-19 23:57) 

pyonkichi

どらどらさん、コメントありがとうございます!
気がつくのが遅くなってしまいました。

ええっと、まわりに迷惑をかけるとか、考えなくっていいんです!
消化器外科は大変だと思うんですけど、
自分の出来る範囲で仕事をされるのがいいとおもいます。
ぜひひらきなおってお仕事を続けてください。
子育てってたいへんな仕事です。

>男性は仕事をしたいから、働いているんだ、妻に働かせて貰っているんだ、という意識を持って頂きたいと本当に思います。

ほんとにその通り。くやしかったら、産んでみろ!といってやってください。

時間無制限で働かなくては行けない、いまの医療現場がまちがっています。そういうのがまかりとおってかわらないから、じわじわ医療崩壊も進んでいるんだと思います。

子供をもつことで、制限が増えると考えだすと、ほんとにきりがないですよね。じっさいものすごく、母親は子供に縛られます。
でも、どうかご自分の可能性とやりたいこと、
自分が自分である事を見失わず、
細々とでも、長くたおやかに、やりたいことをつづけてください。

とわたしから、母になった女性医師への希望です。
by pyonkichi (2007-09-24 01:10) 

木琴トッシュ

 初めまして、私は男ですがpyonkichiさんの仰ることに同意します。
 古くからのしがらみというものは日本に深く根付き、なかなか断つことはできないんですよね。男性だろうが家庭へ入ることは問題ないことですし、それを不愉快に思うなんて時点でおかしい。ただ役割が交代しただけで、出産という大役を女性は既に果たしているわけですから、そこから先を押しつけるのはナンセンスだと思います。
 退職金てなんですか、ボーナスって何ですか、残業代ってなんですかなんていう職場が日本にはありますからね。見たこともあります。
 国際化国際化。なら職場も国際化しろと。会社にこき使われて潰れていく人々は、我慢し続けての結果ですし、どこかでもう無理だと逃げ出すことも必要なんですよね。でも、社会はそれを許さないわけで、そりゃあ自殺者も増えるわと。
 会社へ奉仕する、その日本独自の姿勢は見あげたものだと思いますが、結局それが当然だと思っている上の方々、政府、そして腐った報道ばかり垂れ流すマスコミ、既に日本には未来なんて無いですよ。お子さんは海外でゆっくり生活させてあげてください。そちらのほうが非常に有意義でしょう。
by 木琴トッシュ (2008-09-18 19:47) 

pyonkichi

木琴トッシュさま

コメントありがとうございます。ブログ主本人も自分のブログを時々しかアクセスしないという怠け者で、お返事が遅れまして、すみません。

同意してくださってありがとうございます。男の方にそういっていただけるのは嬉しいです。

アメリカにいると、日本のいいところ、悪いところ、
アメリカのいいところ、悪いところ、それぞれ目につきます。

日本はどんどん窮屈になっていっているような気がしますが、
それでも
日本の文化、製品の質の良さは世界に誇れると思います。
帰国して日本食を食べると、ほんとうに、すばらしいと思います。

アメリカのいい加減でルーズな文化は
個々人の生活を守るのにとてもいいものですが、
平均値はどうしたって、日本以下です。

日本の良さをどうやったら守っていけるのか、、、、
それと同時に、個人の生活をどうやって大事にできる社会にできるのか、、、。

自分が日本に帰ったときに、どうしたらいいのか、、、、

ちょっと悩んでしまいます。
by pyonkichi (2008-10-06 00:45) 

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